時価総額急上昇の美団、2Q決算は純利益152.4%増 デリバリー事業好調

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時価総額が1兆4400億香港ドル(約19兆7000億円)まで急上昇している生活関連サービス大手「美団点評(Meituan-Dianping)」が8月21日の引け後、2020年第2四半期および上半期の決算を発表した。

第2四半期の売上高は前年同期比8.9%増の247億元(約3780億円)。同項目は第1四半期には前年同期比12.6%減と成長率がマイナスになっていたのに対し、今期はプラスに転じた。純利益は同152.4%増の22億1000万元(約338億円)。アクティブユーザー数関連では、美団プラットフォームの年間利用者数が前年同期比8.2%増の4億6000万人となった。

事業別にみると、フードデリバリー事業の売上高は前年同期比13.2%増の145億4000万元(約2228億円)。純利益は大幅に伸びを見せ、同65.7%増の12億5300万元(約192億円)だった。しかし、店舗集客・ホテル予約・旅行事業の売上高は新型コロナウイルス流行の影響を受け、同13.4%減となる45億4300万元(約696億円)。新規事業およびその他の事業は、売上高が同22.1%増の56億元(約858億円)、営業損失は前四半期の14億元(約214億円)から7%拡大し、15億元(約230億円)を計上した。

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