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AR(拡張現実)/MR(複合現実)グラスなどを開発する中国スタートアップ「Nreal」が、シリーズB1で4000万ドル(約42億円)を調達した。資金は世界各地でのマーケティングに充てられる。リードインベスターはショート動画大手の「快手(Kwai Technology)、コ・インベスターは「セコイア・キャピタル・チャイナ」「高瓴資本(Hillhouse Capital)」など。
Nrealが今までに調達した資金は総額7000万ドル(約74億円)以上、「順為資本(Shunwei Capital)」「華創資本(China Growth Capital)」「光大控股(Everbright Limited)」「特斯聯(Terminus)」「洪泰基金(Aplus Capital)」「愛奇芸(iQIYI)」「新松機器人投資(Xin Song Robot Investment)」などが株主となっている。
2017年に北京で設立された同社は、ARやMR製品を研究開発、製造、販売する。 2019年にはスマホとリンク可能なAR / MRグラスのコンシューマーモデル「Nreal Light」をリリースしている。
Nreal Lightには同社が独自に開発した3Dシステム「星雲」も搭載されている。このシステムの核心は、従来の2Dアプリのスケールを3Dインターフェースへ変換することが可能であること、また全てのAndroidのネイティブアプリをサポートしていることにある。何度かのアップグレードを経て現在の星雲システムのユーザーインターフェースは、従来のスマホのユーザーインターフェースとユーザーの操作習慣に近づき、操作性も向上し、より直感的なヒューマンインターフェースとなっている。
星雲システムを利用し、カスタマイズ設定をすることで、ユーザーは同じ視野の中に3つのアプリ画面を配置することができ、映画を見ながらインターネットのブラウジングを楽しむことも可能だ。
Nrealは2019年5月、KDDI株式会社と戦略的パートナーシップを締結した。Nreal Lightの国内利用に向けた対応をサポートしていく。先月、韓国LGグループ傘下の通信キャリア「LG U+(LGユープラス)」と提携し、一般消費者向けにNreal Lightを販売することを発表した。
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