自動運転スタートアップ、自動掃除ロボットの新作を発表 今後の量産化に期待

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自動運転スタートアップ、自動掃除ロボットの新作を発表 今後の量産化に期待

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自動運転関連のソリューションを提供する「智行者科技(Idriverplus Technology)」が、北京で開催された国際展示会「2020年中国国際サービス貿易交易会(服貿会)」で7日、自動掃除ロボット「蝸小白(AS80)」を披露した。同製品は主に商業施設、倉庫、病院、空港などでの利用を想定しており、1時間あたり4000平方メートルを清掃できる。

智行者科技の共同創業者である李暁飛氏によれば、蝸小白(AS80)の市場価格は現行20万~30万元(約310~465万円)で、投資回収期間は中国国内においては2年ほど、海外においては8~10ヶ月ほどとのこと。量産化されれば、価格は10万元(約155万円)以下まで下がる見込みがあり、これは自動運転機能がついていない一般的な清掃車と比較してわずか2~3万元(約30~46万円)高い程度であるとし、この市場では産業革命を起こせると期待を寄せているという。

特殊用途車両の分野において、智行者科技は以前やはり自動清掃ロボットの「蝸小白(S100N)」をリリースしている。同モデルは2018年にはすでに100台以上の量産化を成功させており、現在までに米国、ロシア、日本、ドイツ、サウジアラビアなど世界の300以上のシーンで運用されている。

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