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9月11日、ブルームバーグはテスラが中国製自動車を欧州とアジアへ向けて出荷開始する計画だと報じた。
市場調査会社「JATO Dynamics」のデータによると、今年上半期の欧州での電気自動車販売台数は前年同期比34%増の21万7495台だが、同時期のテスラの欧州での販売台数は18%減の3万7251台だった。
テスラがこのような状況に陥ったのは、同社が依然として米国市場での販売を最優先にし、限られた生産能力を優先的に米国市場に配置しているのに対し、欧州地域では需給バランスを均衡させるためにまだ努力している最中であるためだと「Automotive News Europe」は分析している。現在テスラがドイツのベルリン近郊で建設を急ぐ新工場は、欧州での需給改善に役立つとみられている。
ベルリンの工場が稼働するまで、上海工場で生産した自動車を他のアジア諸国や欧州に販売するのは応急処置といえるだろう。「中国乗用車協会(CPCA)」のデータによると、テスラの8月の中国での販売台数は1万1800台に達した。
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