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中国最大の自動車情報サイト「汽車之家(Autohome)」が香港証券取引所で公告を出し、3月4日から9日の期間で公募を行うことを明らかにした。発行予定株式数は3029万1200株で、このうち香港での公募が10%、海外での公募が90%をとなっており、これとは別に15%のオーバーアロットメント・オプションも付与されている。公募価格は1株あたり251.8香港ドル(約3510円)を上限とし、売買単位は100株で、2021年3月15日に上場される見込みだ。
2020年には、EC大手「京東(JD.com)」、IT大手「ネットイース(NetEase;網易)」、大手ホテルチェーン「華住酒店集団(Huazhu Hotels Group)」、大手物流企業「中通快逓(ZTO Express)」など、中国概念株の人気銘柄が多数香港で重複上場を果たしてきた。
汽車之家はEVメーカー大手「理想汽車(Li Auto)」創業者の李想氏により、2005年に設立され、2013年にニューヨーク証券取引所に上場した。李氏は2015年に汽車之家のCEOを退任後、理想汽車を設立した。
コンテンツベースの垂直メディアとして事業を開始した汽車之家は、その後徐々に自動車の消費者向けオンラインサービスプラットフォームに転換し、消費者、自動車メーカー、ディーラーにコンテンツ、ツール、サービスを提供するようになった。現在同社は、主にメディアサービス、セールスリードへのサービス、オンラインマーケティングなどを主な収入源としている。
(翻訳・浅田雅美)
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