楽揺揺、 シリーズBで2億元を調達 ポータルにクレーンゲーム機利用

36Krは、実店舗セルフサービス型設備スマートプラットフォームの楽揺揺(leyaoyao.com)が、B+ラウンドで億クラスの調達を完了したとの情報をキャッチした。リード投資家は徳同キャピタル(DT Capital Partners)で、前海梧桐(QIANHAI WUTONG M&A FUND Co,.Ltd)も投資している。今までに、楽揺揺が調達した総額は、累計で3億人民元(約48億円)を超えた。以前の投資方には、蜜芽(mia.com)、広発信徳投資管理有限会社(GF XINDE INVESTMENT)も入っている。

楽揺揺の創業は2015年9月、実店舗へのクレーンゲーム設備提供とSaaSのモバイル決済プログラムで起業した。現在、累計30万台の実店舗クレーンゲームと接続しており、カバーした都市は600に上る。市場シェアで70%を占め、単日決済のピーク値は200万件を超え、単月決済収支は3億人民元(約48億円)を超えている。

実店舗での従来のセルフサービス機器の多くは、コインを入れる方式であり、客の評判も悪く、事業者の経営も大雑把だった。モバイル決済はここを改善できる。さらに、ゲーム機をオフラインでのトラフィックポータルにして、広告配信用のプラットフォームを構築することもできる。クレーンゲーム自体の量の多さと相まって、モバイル決済+ SaaSを提供するサービスプラットフォームは急速に増加した。

楽揺揺モデルをわかりやすく要約すると、クレーンゲーム製造工場と協力して、事業者にモバイル決済、総合管理システム、リモートコントロールなどのソフトウェアとハ​​ードウェアを含むソリューションを提供する、ということだ。楽揺揺の創業者 陳耿豪氏は、36Krにこう語る。現在及び長期未来において、楽揺揺はハードウェアで稼ごうとはしていない。主に収益を上げるのは、ユーザー運営、公告収入、IPサプライチェーン、オンライン・クレーンゲームなどの業務である。

オンラインによるクレーンゲーム・ワンストップサービスという楽揺揺のソリューションについて、36Krは以前にも報道したことがある。公式アカウントのフォロワーアップ、インタラクティブ・マーケティングなどのように、広告はトラフィックを現金化するのによく用いられる手法である。IP方面では、楽揺揺はペッパピッグ、モンチッチ、ピンク・パンサーを含む多くの有名IPと提携、種類豊富なぬいぐるみを提供する。楽揺揺が、収益アップ&コスト削減で、事業者とwin-winで利益を得ることを望んでいる、と陳耿豪氏は語る。今年の売上高は2億元(約32億元)を超える見通しだ。

クレーンゲームは去年に引き続き、今年の最前線だ。現在、全国のクレーンゲームは優に200万台を超え、5年間の年平均成長率(CAGR)は10%を超えた、と示しているデータもある。「クレーンゲーム市場はまだ飽和にはほど遠い。人口2,000万人以上の台湾には、50万台のクレーンゲームがあることからすると、中国国内にはまだまだ成長の余地がたくさんある。しかし、今はもう、快速成長期から精密化運営の段階に入っている」と、陳耿豪氏は考えている。

楽揺揺は、クレーンゲーム以外の設備の種類も豊富にして、大規模設備のインテリジェンス・プラットフォームを構築したいと思っている。開発設備は大きく分けて2種類。1つは遊戯と娯楽の類。例えば、電動ライド、パチンコ、ガチャガチャなどのゲームセンター設備。2つ目は生活サービスの類。例えばマッサージチェア、洗濯機、EV充電スタンドなど。楽揺揺は、類似のビジネスモデルをより多くの設備に広げていくと思うが、それぞれ小分けした分種類ごとに、業態に基づいて、具体的な提携モデルやプロモーションプランを決めることは可能だ。

投資ロジックに目を向けると、徳同キャピタルのパートナー陸宏宇氏は次のように語っている。楽揺揺はモバイル決済を切り口に、実店舗の娯楽設備に対してインターネット化とIoT化改造を進め、将来は巨大なアミューズメント設備のポータルになるだろう。

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