トヨタ出資の中国自動運転ユニコーン「Momenta」、米GMから3億ドルを調達

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米ゼネラル・モーターズ(以下GM)は23日、中国の自動運転スタートアップ企業「モメンタ(Momenta)」に3億ドル(約330億円)を投資したと発表した。今後、中国向け車種の次世代自動運転技術の開発を加速するという。

GMは今年6月、2020~2025年に電気自動車と自動運転分野に350億ドル(約3兆8600億円)を投資すると宣言した。 同社グローバル執行副総裁兼中国総裁のJulian Blissett氏は「中国は世界で最も早く電動化と自動運転技術を受け入れた消費者を有する。モメンタとの合意は、GMが中国消費者向けに次世代ソリューションを迅速にカスタマイズし、商品化するのに役立つ」と述べた。

2016年に設立されたモメンタは、自動運転ソリューションとそこから派生したビッグデータサービスを提供する。同社は今年3月、トヨタ、SAIC(上海汽車集団)、独ボッシュ(Bosch)、シンガポール政府系投資会社テマセク」などがリードし、メルセデス・ベンツやテンセントなども加わったシリーズCで、5億ドル(当時約544億円)を調達している。

(36Kr Japan編集部)

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