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【新華社北京12月27日】中国の1~11月のカラーテレビ小売販売台数は前年同月比13.8%減少したが、販売額は7.2%増加した。ハイエンド・大画面テレビの販売が逆風の中で伸び、75インチ以上のテレビの小売販売台数は69.7%増、80インチ以上は2.1倍になったほか、8千元(1元=約18円)以上の高級テレビの小売販売台数は41.3%増えた。家電大手の海信視像科技(ハイセンス・ビジュアル・テクノロジー)は75インチ以上の大画面テレビ、8千元以上の高級テレビ、レーザーテレビの販売台数・金額でいずれも首位に輝いた。家電市場調査を手がける北京奥維雲網大数据科技(AVC)がこのほど、北京市で開いた「中国スマートディスプレーと革新応用産業大会」で発表した調査報告書で分かった。
新型ディスプレー技術の進化が大画面・高級テレビ市場の規模拡大を促す重要な推進力になっている。今年はレーザーテレビ、有機EL(OLED)、ミニLED、8Kなど新型ディスプレー搭載テレビがいずれも比較的急速な成長を遂げ、中でも業界で「次世代ディスプレー技術の主流」と認識されているレーザーテレビの動きが目立つ。AVCがまとめた全販路の小売データによると、2015~20年のレーザーテレビの年平均成長率は181%に上った。
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