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中国車載電池大手「寧徳時代(CATL)」が、米電気自動車(EV)大手テスラや米自動車大手フォード・モーターに供給するバッテリー工場をメキシコの少なくとも2カ所に建設するため、約50億ドル(約6900億円)の投資を検討しているという。ブルームバーグが7月18日報じた。
候補地はメキシコ北部のチワワ州シウダー・フアレスとコアウイラ州サルティーヨで、いずれも米国との国境に近く、テスラの本社とギガファクトリーがあるテキサス州にも近い。
CATLはこのところ、グローバル展開を加速している。現在の主な生産拠点10カ所のうち9カ所は中国国内にあるが、2021年4月にはドイツの生産拠点が稼働を開始した。また、米国とインドネシアでも工場の建設計画を進めているという。
テスラは20年7月からCATLのバッテリーを採用している。同社は21年、CATLの売上高の1割に当たる130億元(約2600億円)分のリチウム電池を調達し、CATL最大の顧客となった。
(36Kr Japan編集部)
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