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【新華社南京7月24日】中国江蘇省の蘇州ハイテク産業開発区管理委員会は23日、日本の化学メーカー、太陽ホールディングスがプリント基板回路を保護するインキ「ソルダーレジスト(SR)」のさらなる研究開発を目指し、同区楓橋街道に海外初の研究開発センターを設立すると発表した。
同社はソルダーレジストの世界的サプライヤーとして知られる。2001年、蘇州ハイテク区に海外子会社の太陽油墨(蘇州)を設立し、高品質で高効率のプリント基板用インキなどの電子部品用化学材料を開発、製造。21年には、生産額が10億元(1元=約20円)、利益が約1億5千万元に達した。
ここ数年、中国の第5世代移動通信システム(5G)市場と半導体産業の急速な発展に伴い、太陽ホールディングスは、太陽油墨(蘇州)の21年の利益から1億元を投資に回し、ソルダーレジストの研究開発技術を導入する中国エリアの研究開発センターを設立することを決定した。これは同社初の海外研究開発センターとなる。
太陽油墨(蘇州)の三島大輔総経理によると、研究開発センターは、産業と人材の集積を強化し、研究開発プラットフォームの構築と産業化プロセスを加速させ、集積回路などの川上・川下産業の発展と成長を推進する。(記者/劉巍巍)
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