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【新華社北京8月29日】英調査会社カンターはこのほど、2022年の「ブランドZ 最も価値のある中国ブランドトップ100」を発表した。100ブランドのブランド価値総額は1兆2410億ドル(約172兆円)と2年連続で1兆ドル(約138兆円)を超えた。
IT大手の騰訊控股(テンセント)は今回、ブランド価値が2043億7800万ドルに上り、2年連続で首位となった。2位に電子商取引(EC)大手のアリババグループ(1370億3100万ドル)、3位に酒造大手の貴州茅台酒(1084億9千万ドル)が続いた。同ランキングは2010年に初めて発表され、今年が12回目となった。
ランキングによると、メディア・娯楽、小売、酒類といった3業界のブランド価値総額が全体の過半数を占めた。ランキングの対象となる20業界のうち、自動車、アパレル、モノのインターネット(IoT)エコシステム、エネルギー、通信サービスの5業界のブランド価値は、前年比増加した。
上位30位のブランド価値が全体に占める割合はこの4年間で徐々に縮小し、「独り勝ち」の構図は改善が進んでいる。今年のランキングには食品や飲料、カジュアルダイニングなどの業界を中心に、12ブランドが初めて入った。
カンターは、世界経済が不確実性に直面する中、企業の発展におけるブランドの強じんさの重要性が増しつつあると指摘した。高いブランド価値は企業が短期的な課題に対応する上で助けとなるだけでなく、市場回復後の急速な成長を後押しするとの認識を示した。
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