LiDARメーカー「一径科技」、シリーズCで資金調達 チップの自社開発を加速

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微小電子機械システム(MEMS)式レーザーレーダー(LiDAR)を手がける「一径科技(Zvision)」がこのほど、シリーズCで数千万ドル(数十億~数百億円)を調達した。今回調達した資金は、短・長距離対応の車載用LiDARの開発・改良、コアチップの自社開発の加速、生産能力の拡充などに充てる方針だという。

2017年に設立された一径科技のLiDARソリューションは、主にスマートカーやロボット、スマートシティなどの分野で活用されている。過去5年間で、長距離、中距離、大視野のニーズをカバーするMEMS式LiDARのフルスタックソリューションを世に送り出し、複数の主要な国際規格による認証を取得した。

一径科技は、「ここ2年間で中国でも車載用LiDARの認知度・受容度が高まり続けている」とした上で、「車載用LiDARはハイエンド市場に限定されるものではなくなっている」と説明した。

同社は「上海汽車集団(SAIC)」「モービルアイ(Mobileye)」「東風汽車集団(Dongfeng Mortor Group)」「嬴徹科技(Inceptio Technology)」「文遠知行(WeRide.ai)」などの自動車関連企業と提携している。

(36Kr Japan編集部)

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