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中国の動画共有サイト「人人視頻」(現、多多視頻)を運営する「上海衆多美網絡科技」がこのほど、「著作権の帰属確認と著作権の侵害」「インターネット上での著作物頒布権の侵害」で複数の企業から提訴されたことが分かった。
企業情報サイト「天眼査」によると、原告には米国のNetflix Global EntertainmentやSony Pictures Television、Disney Enterprisesのほか、ワーナー・ブラザース・エンターテインメントや20世紀スタジオ(旧、20世紀フォックス)など、映画やテレビ番組の著作権や配信権を保有する企業が名を連ねている。
上海衆多美網絡科技は2014年に設立された企業で、21年6月にはスマートフォン大手の小米科技(シャオミ)と動画配信大手の快手科技(Kuaishou Technology)から戦略的出資を受けている。
傘下の人人視頻は「海外の映画やテレビ番組を最も早く視聴できるオンラインコミュニティ」をうたっており、米国や日本、韓国、タイなど海外のヒット映画や人気テレビ番組がアップロードされていた。しかし、著作権侵害に関する問題から、21年6月にはアップルのアプリストア「App Store」から削除された。人人視頻は22年2月、名称を「多多視頻」に変更したと発表した。
(36Kr Japan編集部)
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