日本にも進出のポータブル電源「BLUETTI」、運営会社が深圳市場で上場準備

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日本にも進出のポータブル電源「BLUETTI」、運営会社が深圳市場で上場準備

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ポータブル電源ブランド「BLUETTI」で知られる中国企業「深圳市徳蘭明海新能源(Shenzhen Poweroak Technology)」(以下「徳蘭明海」)が提出したプレリスティング・チュートリング(監督機関による、上場要件を満たすためのコンプライアンス指導)の申請が、中国証券監督管理委員会深圳監督局によって承認された。

2013年に設立された徳蘭明海は蓄電装置の研究開発に注力し、現在は主にポータブル電源、家庭用蓄電池、業務用蓄電池を取り扱う。

ポータブル電源は、主にアウトドア用や緊急時の備蓄用として市場ニーズが非常に高まっており、現在、欧米や日本が主な市場となっている。中国のポータブル電源ブランドは、これまで海外市場で上位を占めてきた。公表されている情報によると、21年の世界ポータブル電源蓄電池企業出荷台数市場シェアランキング上位5社のうち、4社が中国企業だった。うち徳蘭明海は世界4位、中国3位だった。

ポータブル電源市場を独占する中国企業、防災ニーズの高まる日本市場に熱視線

現在、「BLUETTI」ブランドの製品は世界70以上の国と地域で販売されており、日本、米国、ドイツ、オーストラリア、ナイジェリアなどに支社を置く。同社によると、ポータブル蓄電池事業の売上高は22年、20億元(約380億円)を上回り、23年には50億元(約960億円)に達する見込みだという。

※23年3月16日のレート(1元=約19.3円)で計算しています。

災害対策だけではない!BLUETTIのポータブル電源の意外で楽しい使い道とは

(36Kr Japan編集部)

 

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