スマートスピーカー市場で中国企業が台頭、BaiduはGoogleを抜いて世界2位へ

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市場調査会社Canalysが月曜日に発表したデータによると、中国最大の検索企業バイドゥ(Baidu、百度)が2019年第2四半期に出荷したスマートスピーカーは450万台に達し、前年比で3700%増加した。これにより、Baiduは430万台を出荷したGoogleを抜いて、スマートスピーカー市場では世界2位となった。「Echo」シリーズを660万台出荷した米Amazonは、年間成長率61.1%でトップの座に。

Baiduは2017年11月にスマートスピーカー市場への参入を発表した。中国市場だけでの展開にもかかわらず、わずか2年間でランク外から世界2位に躍り出た。Canalysによれば、Baiduの急成長は、主にスマートディスプレイ型製品の「小度在家」のおかげだという。「小度在家」は、1台あたり約5000円で販売され、Baiduのスマートスピーカーの出荷量の約45%を占めている。Baiduのほか、アリババ(Alibaba、阿里巴巴)はスマートスピーカー「Tmall Genie(天猫精霊)」を前年比38.8%増の410万台出荷し、世界第4位となった。シャオミ(Xiaomi、小米)は、前年同期比37.5%増の280万台で5位。

世界スマートスピーカー市場で中国勢の成長が目立っている。ランキング上位3社の総出荷台数は1140万台となり、世界シェアの44%を占めた。これは米国市場の2倍以上の数字だ。

(翻訳Ai)

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