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市場調査会社TechInsightsがこのほど発表したリポートによると、2023年4~6月の世界のiPhone出荷台数は前年同期比9.3%減の4310万台で、過去8年間で最大の減少幅となった。世界シェアは16%だった。
iPhoneの出荷台数トップ5は、1位中国、2位米国、3位日本、4位英国、5位インドだった。中国は初めて米国を抜き首位となった。インドは前年同期比の伸び率が50%を超え、ドイツやフランスを抑えて初めてトップ5に入った。
中国は競争が最も激しいスマホ市場だが、iPhoneは順調にシェアを伸ばしている。優れたマーケティング手法に加え、ハイエンドスマホ市場にライバルが見当たらないことが要因だとみられる。
最新のiPhone 15シリーズは、9月にも発売されると予想されている。iPhone 15 Proはベゼル幅を縮小するために低圧射出オーバーモールディング(LIPO)技術を用い、筐体素材にチタニウム合金を採用するとの情報がある。iPhoneの平均販売価格は7〜9月期以降、さらに上昇することが見込まれている。
(36Kr Japan編集部)
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