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9月16日、台湾の人気歌手ジェイ・チョウ(周傑倫)が新曲「説好不哭(泣かないと約束したから)」をリリースした。ミュージックビデオ(MV)は日本でロケを行い、女優でモデルの三吉彩花と俳優の渡邊圭祐が出演している。
同曲は瞬く間に中国版ツイッターと呼ばれる微博(ウェイボ―)の「注目話題ランキング」で1位に踊り出た。微博だけではく、Wechatの「モーメンツ(中国語名:朋友圏、記事を投稿して仲間同士で情報シェアする機能)でも爆発的に拡散された。
ジェイ・チョウの人気ぶりを示すデータをいくつか示すと、2010年の音楽ダウンロード数は、マイケル・ジャクソンとレディガガに次いで世界第3位となっている。 音楽配信プラットフォームの「網易雲音楽」では、彼のヒット曲「晴天」に関する書き込みは昨年の時点で200万件以上に上った。またテンセントミュージック(TME)が発表したデータによると、今年の中国の春節休暇期間中、60代から90年代生まれの若者までを含むリスナーが最も好んで聴いた歌手は、ジェイ・チョウだったという。
2000年にデビューしたジェイ・チョウの魅力はいまでも衰えていない。今回の新曲発表は、彼の絶大な影響力をまたも世間に見せつける形となった。テンセントの音楽配信サービス「QQ音楽(QQ Music)」で正式にオンラインリリースされると、ファンによる膨大なアクセスが一度に集中したことで、同社のサーバーがダウンしたという。 また1時間足らずで人気ランキングのトップになり、3時間で1000万元(約1億5000万円)を売り上げ、同プラットフォームの音楽配信史上最高の記録となった。同時に、この曲に関するコメントも12時間で4万件を突破したほか、多くの人がこの曲を聞くために、QQ Musicのアプリを新たにダウンロードしている。
ジェイ・チョウの歌は、青春時代の代名詞と言っても過言ではない。ファンの一人はジェイ・チョウについてネット上でこうコメントした。「ジェイ・チョウのファンでないとしても、彼の歌を一度は聞いたことがあるだろう」。歌手という身分以上に、彼は多くの人々にとって青春の記憶を蘇らせてくれる存在なのだ。
(翻訳:Ai)
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