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中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は10月27日、2023年1~9月の決算を発表した。売上高は前年同期比2.4%増の4566億元(約9兆5000億円)、純利益率は前年同期の6.1%から16%に上昇した。
米国の半導体輸出規制などの影響で、スマートフォン事業の低迷が続いたが、8月下旬に発売したスマートフォンの新機種「Mate60」シリーズが話題を集め、7〜9月のスマホ販売台数に大きく貢献した。「Mate 60 Pro」は発売6週間で160万台を売り上げたという。調査会社のカウンターポイントによると、中国市場での7〜9月のスマホ販売台数は前年同期比で37%増加した。シェアは前年同期の9.1%から12.9%に上昇したものの、業界6位にとどまった。
天風国際証券(TF International Securities)のアナリスト、郭明錤(ミンチー・クオ)氏は、ファーウェイの23年のスマホ出荷台数は前年比65%増の3800万台に達し、24年には少なくとも6000万台に拡大すると予測している。
*23年10月28日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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