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中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)は11月15日、2023年7~9月期の決算を発表した。売上高は前年同期比1.7%増の2477億元(約5兆2000億円)となった。
商品売上高が0.9%減の1953億400万元(約4兆1000億円)となった一方で、サービス売上高が12.7%増の524億元(約1兆1000億円)に伸び、全体に占める割合が初めて20%を超えた。うち「物流およびその他」のサービス売上高が19.3%増の328億6500万元(約6800億円)と大幅に伸びた。
サプライチェーンの効率と収益性の最適化が奏功し、普通株主に帰属する純利益は市場予想を上回る79億元(約1600億円)となった。前年同期は60億元(約1200億円)だった。
同社は22年末以降、最高のコストパフォーマンスを求めるユーザーに応えるため「低価格戦略」を強化。スケールメリットと技術力を背景に、コスト削減と効率向上を図ってきた。
*2023年11月16日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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