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アリババグループ傘下の金融会社アント・グループはこのほど、越境デジタル決済プラットフォーム「Alipay+(アリペイプラス)」に、新たに8つのデジタルウォレットを導入したと発表した。
追加されたデジタルウォレットは、韓国のNAVER Pay(ネイバーペイ)とToss Pay(トスペイ)、マレーシアのMyPB by Public Bank(マイピービー・バイ・パブリックバンク)、マカオのMPay(エムペイ)、シンガポールのOCBC Digital(オーシービーシーデジタル)とChangi Pay(チャンギペイ)、モンゴルのHipay(ハイペイ)、イタリアのTinaba(ティナバ)の8種類。
これでAlipay+で利用できるデジタルウォレットと銀行アプリは計16種類となった。Alipay+は現在、日本国内の約200万の加盟店と提携しており、中国をはじめイタリアや韓国、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシアなどの訪日旅行客が、自国のウォレットを使って支払いを済ませられるようになる。
日本政府観光局の推計値によると、訪日旅行客数は着実に回復している。新型コロナウイルス流行の収束に伴い、2023年9月の訪日旅行客数は218万4300人(新型コロナウイルス流行前の2019年同月比で96.1%増)となり、回復率は前月を大きく上回った。また、韓国やシンガポール、イタリアなど15カ国・地域の訪日旅行客数が過去最高を記録した。
(36Kr Japan編集部)
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