フィットネスもAI時代に突入。中国ベンチャー、ボクシング用AIトレーニングマシンを開発

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フィットネス意識が高まるなか、ボクシングやキックボクシングなどのマイナースポーツを楽しむ人が徐々に増えてきた。トレーニングマシンの改良や世代交代も進み、現在はスマート化の段階に入っている。

2021年に設立された「北京拳適能体育科技」(以下、拳適能)は、人工知能(AI)を用いた格闘技用のトレーニングマシンとトレーニングプログラムの開発を手がけている。同社のトレーニングマシンは、昇降可能なサンドバック状の本体のほか、距離・重力センサーを備えており、パンチやキックの距離と速度を判定できる。また、独自開発した3D視覚技術によって、拳、脚、肘などどの部位で打撃されたかを識別することもできる。初心者からプロまで年齢層を問わずに使えることが特徴だ。

拳適能はすでに、広東省深圳市や北京市のほか、米ニューヨークなどで事業を展開している。現在はフィットネスジムなどの導入がメインだが、個人向けのサービスも始めており、体験型ストアで実際の使用感を確かめることもできる。フィットネスジム向けには、SaaS形式で業務管理やトレーニング管理、会員管理などのサービスを提供。会員は、通常の会費に加えてマシン利用料を支払う形となる。個人ユーザーは自宅にマシンを導入し、サブスクリプション形式でトレーニングプログラムの提供が受けられる。

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(36Kr Japan編集部)

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