独VW合弁の大衆安徽、中国市場向け初の電動BEV「ID. UNYX」を発売 約450万円から

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ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)と、中国自動車メーカーの安徽江准汽車集団の合弁会社である大衆汽車(安徽)は17日、中国市場向け初の電気自動車(BEV)「ID・UNYX(与衆)」を発売した。VW初のスマート電動SUV(スポーツタイプ多目的車)で、外資企業が中国の新エネルギー車(NEV)市場を深く開拓していく自信を十分に示した。
 
スマートフォンと車載機器の連携アプリは、米アップルの「CarPlay」、インターネット検索大手百度の「CarLife」、通信機器大手華為技術(ファーウェイ)の「HiCar」にそれぞれ対応する。音声認識技術大手の科大訊飛(アイフライテック)と協力して最新の大規模言語モデル(LLM)を搭載するほか、動画配信サービス「愛奇芸」や「優酷(Youku)」、IT大手の騰訊控股(テンセント)、音声配信プラットフォーム「喜馬拉雅(シマラヤ)」などのエンターテインメント機能も盛り込む。
 
中国消費者のニーズに最大限に応える形で設計された。販売価格は20万9900元(約450万円)からで、航続距離は最長621キロである。(新華社合肥)

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