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中国の建設ロボットメーカー「豊坦機器人(Fulltime Robotics)」がこのほど、不動産大手の世紀金源(Century Golden)から1000万元(約2億円)規模の戦略的投資を受けたと発表した。同社は半年前にプレシリーズAの資金調達を完了したばかり。
Fulltime Roboticsは2022年5月に設立され、主に塗装ロボットの開発・生産・販売を手がけてきた。とくに、作業面の広い高層の公共建築や商業建築高層ビルの塗装に焦点を当て、ロボットに作業を肩代わりさせることで建設作業の大幅な効率化を目指す。
同社の塗装ロボットは、下地のパテ塗りから研磨、粉じんの清掃、エマルジョン塗料の吹き付けまで、すべてのプロセスをカバーする。すでに上海市や北京市、浙江省のほか、シンガポールなどで数多くのプロジェクトに採用されており、施工面積は累計50万平方メートルを超えた。
設立当初からグローバル企業を目指してきたFulltime Roboticsは現在、積極的に海外展開を推進し、シンガポールに加えてハンガリーやイギリス、香港などで市場開拓を試みている。
調査会社Mordor Intelligenceの予測によると、建設ロボットの市場規模は24年に3億8300万ドル(約560億円)となる見込みで、29年までに年平均成長率15.5%で拡大し、7億8700万ドル(約1100億円)に達する見通しだという。
*1元=約20円、1ドル=146円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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