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中国の新興コーヒーチェーン「挪瓦咖啡(Nowwa Coffee)」がこのほど、シリーズB++で甬山天璣(Yongshan Tianji)などから数億元(数十億円超)を調達した。資金はサプライチェーンや新製品の開発に充てられる。
挪瓦咖啡のトレードマークは子馬のイラストとオレンジ色のイメージカラー。若者をターゲットにオフィスビルや大学などを中心に展開する。酸味、甘み、苦味がほどよく調和したフルーツコーヒーが特色で、価格は1杯15元(約300円)前後。
中国のコーヒー市場はここ数年で急速に拡大し、1年ほど前からは価格競争が激しさを増している。大手の瑞幸咖啡(luckin coffee)と庫迪咖啡(Cotti Coffee)は値下げ競争を繰り広げ、それぞれ1杯9.9元(約200円)の優待価格キャンペーンを打ち出して注目を集めた。
一方、挪瓦咖啡の創業者、郭星君氏は薄利多売による増収減益を避けるため、価格競争から離脱して他社との差別化を主軸に据えた。同社は2023年11月、ブランドイメージを刷新し、新たなコンセプトに「ヘルシーかつ低カロリー」を掲げた。新商品の生ココナッツラテの脂肪含有量は業界平均の約半分。 とくに宣伝はしてこなかったが、最近の販売数は同社のトップ3にまで伸びている。
*1元=約20円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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