スマホ用有機ELパネルの世界出荷、約1億6000万枚に 中国BOEがシェアトップ:24年4〜6月

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スマホ用有機ELパネルの世界出荷、約1億6000万枚に 中国BOEがシェアトップ:24年4〜6月

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中国の調査会社CINNO Researchによると、2024年4〜6月のスマートフォン向けフレキシブル有機ELパネルの世界出荷量は、前年同期比39.9%増の約1億6000万枚だった。

ここ数年、米アップルや韓国サムスン電子に加え、中国のファーウェイやOPPO、vivoなどのスマホ大手が、フレキシブル有機ELパネルの調達先を韓国サムスンディスプレイから中国メーカーに切り替え始めている。4〜6月は中国製の出荷量が前年同期比79.0%増の約9400万枚に達し、韓国製を上回って全体の5割を超えた。

メーカー別では、中国最大手の「京東方科技集団(BOE)」が世界シェア28.1%でトップに立ったものの、前年同期比では3.1ポイント減少した。ちなみに、ファーウェイが4〜6月期に調達したフレキシブル有機ELパネルの48.1%はBOE製だった。中国の「華星光電技術(CSOT)」は世界シェア26.7%で2位。前年同期比で12.2ポイント増とシェアを最も大きく伸ばした。サムスンディスプレイは前年同期比4.2ポイント減の1.8%にとどまった。

大型テレビ用液晶パネル、24年8月の世界出荷1950万枚 中国BOEが500万枚でトップ

(36Kr Japan編集部)

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