中国キャンピングカーメーカー「New Gonow」、香港に上場申請 豪州で市場シェア2位

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中国のキャンピングカーメーカー「新吉奥房車(New Gonow Recreational Vehicles)」がこのほど、香港証券取引所に提出した目論見書を更新した。 順調にいけば、中国のキャンピングカーメーカーとして初の上場企業となる。

新吉奥房車は、中国自動車大手・吉利汽車(Geely Automobile )の元社長である繆雪中氏が設立し、最高経営責任者(CEO)を務めている。同社はこれまでに標準的なキャンピングカー49車種の量産に成功。現在は、中価格帯のベストセラーブランド「Snowy River」、ハイエンドブランド「Regent」、セミオフロードブランド「NEWGEN」の3ブランドを展開する。

2014年には、30年以上の歴史を持つオーストラリアの有名キャンピングカーブランド「Regent」を買収。オーストラリアとニュージーランドで市場を拡大し、業績を大きく伸ばしている。23年の納車台数は2694台、売上高は7億2000万元(約150億円)、売上総利益(粗利)は1億8100万元(約38億円)に上った。24年1~6月の納車台数は1427台だった。

米調査会社フロスト&サリバンによると、同社は2023年のオーストラリア・ニュージーランドのキャンピングカー市場では、売上高ベースでも販売台数ベースでも市場シェア2位となっている。

EVだけじゃない、キャンピングカー市場も中国製が台頭。山東省の小さな都市からオーストラリア、そして世界へ

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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