ウエアラブル端末の世界出荷台数、1位はシャオミとアップル

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シンガポールの調査会社カナリスはこのほど発表したリポートで、2024年第3四半期(7~9月)の手首に装着するウエアラブル端末市場について、世界出荷台数が前年同期比3%増の5290万台だったと明らかにした。

主要3品種(スマートバンド、時計型デバイス、スマートウォッチ)は前年同期よりやや増加した。スマートバンドは中国のスマートフォン大手、小米集団(シャオミ)の「小米手環(Xiaomi Smart Band)9」と韓国サムスンの「Galaxy Fit3」の発売がプラス要因となり、出荷台数が7%増の1040万台と、20年第3四半期(7~9月)以降初めてプラス成長を実現した。時計型デバイスはインド市場の需要鈍化を受けて安定化に向かい、3%増の2390万台にとどまった。スマートウォッチは0.1%増の1850万台だった。

市場シェアをみると、シャオミとアップルがともに16%で同列1位となった。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は14%で3位に入った。

シャオミは「小米手環9」と時計型デバイス「紅米手表(Redmi Watch)5」シリーズの強い需要により、ウエアラブル端末分野で20年第4四半期(10~12月)以降最大の出荷台数を記録した。ハイエンド化のプロセスでも収穫があり、スマートウォッチ「Watch S」シリーズの出荷台数は70%増加した。(新華社北京)

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