24年世界スマホ出荷、アップルが首位もシェア減少 3位の中国シャオミは拡大 

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24年世界スマホ出荷、アップルが首位もシェア減少 3位の中国シャオミは拡大

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米調査会社IDCによると、2024年10~12月の世界スマートフォン出荷台数は前年同期比2.4%増の3億3170万台で、メーカー別の上位5位は米アップル、韓国サムスン電子、中国の小米(シャオミ)、伝音控股(トランシオン)、vivo(ビボ)の順だった。

アップルは新機種「iPhone 16」シリーズが勢いに欠け、出荷台数が前年同期比で4.1%減少した。サムスンも新機種「Galaxy S25」シリーズがコストパフォーマンスで中国メーカーの新機種に競り負けて2.7%の減少となり、いずれも市場シェアを減らした。一方、新たなフラッグシップ機種が好調だったシャオミとvivoは、それぞれ4.8%増と12.7%増となった。

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2024年の世界スマートフォン出荷台数は、前年比6.4%増の12億3000万台となった。アップルはサムスンを抑えて2年連続の世界一となり、中国メーカーのシェアの合計が56%に達した。

1位のアップル(市場シェア18.7%)は0.9%減の2億3210万台、2位のサムスン(18.0%)は1.4%減の2億2340万台といずれも出荷台数を減らした。一方、3位のシャオミ(13.6%)は15.4%増の1億6850万台、4位はトランシオン(8.6%)は12.7%増の1億690万台、5位のOPPO(8.5%)は1.4%増の1億480万台と、いずれも出荷台数を伸ばした。

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(36Kr Japan編集部)

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