新興国市場を席巻 中華スマホ「トランシオン」、2024年出荷2億台突破で世界3位に

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

新興国市場を席巻 中華スマホ「トランシオン」、2024年出荷2億台突破で世界3位に

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国スマートフォン大手「伝音控股(Transsion、トランシオン)」が2024年の決算を発表した。売上高は前年比10.31%増の687億1500万元(約1兆4000億円)、純利益は0.22%増の55億4900万元(約1100億円)だった。

伝音控股はスマホブランド「TECNO」「itel」「Infinix」のほか、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)を、アフリカ、南アジア、東南アジア、中東、ラテンアメリカなど新興国市場で販売している。2024年の出荷台数は約2億100万台だった。

アフリカの携帯市場を制覇した中国「トランシオン」、同国に注力しすぎない理由

市場調査会社IDCによると、世界の携帯電話市場におけるシェアは14%で3位。アフリカのスマートフォン市場に限ると、シェアは40%超で1位。パキスタンとバングラデシュでもシェア1位となっている。

反中デモや資産凍結に合弁提案⋯中国スマホメーカーはインドにおける「アメとムチ」の10年を振り返る

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録