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中国の電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」はこのほど、リチウムイオン電池大手の欣旺達電子(Sunwoda、サンオーダ)と折半出資で合弁会社を設立した。新会社「山東理想汽車電池」はすでに上海市市場監督管理局に登記されている。理想汽車が開発したEV向け駆動用電池の生産・販売を行う計画で、2026年にも同社の車両に搭載される見通しだという。
駆動用電池はすでに成熟し、広く普及しているが、依然として完成車コストの30~35%を占めており、あらゆる完成車メーカーがサプライチェーンを展開する上で重点的に取り組む課題となっている。
理想汽車はすでに、電動駆動システムやSiC(シリコンカーバイド)半導体などの中核部品について「常州匯想新能源汽車零部件(Changzhou Huixiang New Energy Auto Parts)」や「蘇州斯科半導体(Suzhou Sike Semiconductor)」などの合弁会社を設立している。
同社のEV「L6」「L7 Air」「L8 Air」などは、いずれもサンオーダの駆動用電池を搭載しており、新型車「i6」の駆動用電池はサンオーダと寧徳時代(CATL)が共同供給する予定だ。新会社の設立後はサンオーダからの調達比率がさらに高まるとみられる。
(36Kr Japan編集部)
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