掃除ロボからEV、そして高級スマホへ⋯中国「ドリーミー」初のフラッグシップ機、予約だけで20億円突破

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ロボット掃除機を中心に手がける中国のスマート家電メーカー「追覓科技(Dreame Technology)」(以下、ドリーミー)がこのほど、同社初のフラッグシップスマートフォン「Dreame Space」を発売すると発表した。

Dreame Spaceは天体観測級のカメラシステムを搭載しており、都市部でも星雲や銀河などの天体写真を撮影できる。同社によると、正式発表前に海外からの予約受注額が1億元(約21億円)を超えたという。

ドリーミー創業者の兪浩氏は社内向けの談話で、5000元(約11万円)を超える高価格帯スマホ市場に参入し、業界大手の華為技術(ファーウェイ)および小米集団(シャオミ)との「三者鼎立」を目指すと説明。同社はすでにロボット掃除機で競合する科沃斯(エコバックス)や石頭科技(ロボロック)を大きくリードし、「人-車-家-宇宙」をつなぐエコシステムを展開しようとしていると強調した。今後はスマホを通じてスマート家電やロボットなどを操作できるようにし、天文データを取り込むことでシーンや次元を越えた体験を提供していく計画だ。

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同社は8月28日、自動車事業にも本格参入すると発表した。仏ブガッティのハイパーカー「ブガッティ・ヴェイロン」をベンチマークに据えた超高級純電気動自動車(EV)を、2027年に公開する計画だという。

ロボット掃除機の中国「ドリーミー」、自動車事業参入で業界に波紋 超高級EVでブガッティを目指す

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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