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スマート製造に特化した部品を提供する「蘇州霊猴機器人(Suzhou Linkhou Robot)」(以下、LINKHOU)がこのほど、シリーズAで1億元(約20億円)余りを調達した。金鼎資本(Jinding Capital)、博原資本(Boyuan Capital)、TCL創投(TCL Capital)の3社が共同で出資を主導し、蘇州創新投資集団(Suzhou Capital Group)なども参加した。調達した資金は、産業オートメーションや汎用ロボットなどの分野向け中核部品の開発、研究所の建設、生産能力の拡充などに充てられる。
LINKHOUは2015年に設立され、江蘇省蘇州市に本社を構え、蘇州のほか広東省深圳市に研究開発(R&D)センターを置く。現在は日本、ベトナム、香港の3カ所に拠点を構え、東南アジア、欧州、北米市場に進出している。
ビジョンセンシング技術と運動制御技術をベースに独自開発したマシンビジョン、ダイレクトドライブモーター、産業用ロボット、自律移動ロボットなどの製品は、3C(コンピューター、通信機器、家電)、半導体、新エネルギー、自動車などの業界で広く活用される。
同社はエンボディドAI(身体性を持つ人工知能)という新たな分野への展開を加速しており、深度ビジョンモジュール、車輪式ロボットモジュール、関節モジュール、ドメインコントローラー、ロボットハンドなどの先端製品を相次いで発表している。
AIロボットメーカーにワンストップの完成品ODM(相手先ブランドによる設計・生産)ソリューションを提供する能力を確立しており、今後は「産業オートメーションとAIロボット」の2本柱で事業拡大を目指す方針だという。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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