中国のコールドチェーン物流、堅調に成長 新エネ冷蔵車が急増

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中国物流購買連合会コールドチェーン専業委員会はこのほど、1~9月のコールドチェーン物流が安定の中で成長し、市場規模は引き続き拡大したと明らかにした。

食料品コールドチェーン物流業務の1~9月の総需要量は前年同期比4.5%増の3億930万トンで、1~6月から0.1ポイント加速した。夏季消費シーズンと国慶節・中秋節連休(10月1~8日)前の商品仕入れを受け、果物・野菜、肉類などの食料品の取引量が増え、生鮮品の電子商取引(EC)業務量が着実に伸び、果物の輸入や野菜・水産物の輸出などの農産物貿易が急増し、コールドチェーン物流の需要も高まった。食料品コールドチェーン物流サービス企業の1~9月の総売上高は3.9%増の4249億1000万元(約9兆3500億円)で、横ばいとなった。

冷蔵倉庫向け投資はやや縮小した。1~9月の投資は1.7%減の358億8000万元(約7900億円)で、うち7~9月が125億7400万元(約2770億円)だった。各級政府による計画と指導、市場の需要を受け、冷蔵倉庫の規模は引き続き拡大し、9月末時点の総容量は7.4%増の2億6300万立方メートル(主に食品販売地域を対象とする公共食料冷蔵倉庫)、7~9月の新規容量が253万5900立方メートルとなった。

中国コールドチェーン物流市場、規模拡大続く 政策が追い風

新エネルギー冷蔵車の販売が引き続き増えた。1~9月の冷蔵車販売台数は39.1%の5万7551台で、うち新エネ車が2.5倍の2万3308台、全体に占める割合は18.1ポイント増の40.5%となった。9月末時点の累計保有台数は56万3500台で19.1%増加した。【新華社北京】

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