セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
中国の電気自動車(EV)メーカー「小鵬汽車(Xpeng motors)」の何小鵬CEOは11月5日、年次イベント「小鵬科技日(XPENG AI Day)」に登壇し、自動運転タクシー(ロボタクシー)事業参入に向け、アリババグループ傘下の地図アプリ大手「高徳地図(Autonavi)」と戦略提携を締結したと発表した。
高徳は小鵬のロボタクシー事業における最初の提携パートナーとして、中国および海外市場でのロボタクシー事業展開を共同で推進する。小鵬は2026年に自社開発の自動運転車3車種を投入し、ロボタクシーの試験営業を開始する。これらの車両は高徳の配車プラットフォームと連携し、利用者は高徳のアプリからロボタクシーを直接呼び出せるようになる。

小鵬のロボタクシーは第2世代VLA(Vision-Language-Action)モデルを搭載しており、世界各国の交通ルールに自律的に対応することが可能。ユーザー体験を向上させるため、車外とのインタラクション機能も実装し、フロントガラスに車両の動きを表示する予定だという。
同イベントでは、第5世代の人型ロボット(ヒューマノイド)「IRON」も発表し、2026年末の量産開始を目指すと明らかにした。小鵬はEVから人型ロボット、ロボタクシーまでを展開しており、その多角化戦略の類似性から「中国版テスラ」とも呼ばれている。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録





フォローする
フォローする



