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動画共有アプリTikTokで知られる中国テック大手のバイトダンスは12月19日、全世界の従業員に充てた社内文書を公開した。今後も引き続き人材投資を拡大し、報酬面の競争力を高めると同時に、ストックオプションで得られるインセンティブの引き上げを図るという。
具体的な内容は以下の通り:
⚫︎2025年の賞与(業績連動型ストックオプションを含む)の原資を、前年比で35%増額する。
⚫︎昇給の原資を1.5倍に増額する。
⚫︎全職位で報酬パッケージの下限と上限を引き上げる。
同社は今回の措置について、世界各地の従業員に対する報酬の水準を、それぞれの地域のトップクラスに保つためだとしている。
バイトダンスは毎年4月と10月に、従業員向けに自社株買いプログラムを実施している。今年10月には、在職従業員向けの買い戻し価格を200.41ドル(約3万1000円)とし、4月の189.9ドル(約3万円)から5.5%に引き上げて注目を集めた。
ロイターによると、同社の2025年4~6月期の売上高は前年同期比25%増の約480億ドル(約7兆5000億円)と米メタの475億ドルをやや上回り、世界で最も売上高の高いソーシャルメディア企業としての地位を維持した。
*1ドル=約156円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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