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中国の人型ロボット(ヒューマノイド)ユニコーン企業「智元機器人(Agibot)」。その共同創業者で、複合材料大手の「上緯新材(Swancor Advanced Materials)」の会長も務めるカリスマエンジニア、彭志輝氏(通称:稚暉君)は2025年12月31日、自身の動画サイト「bilibili」アカウントで、世界初を謳う全身力制御対応の小型ヒューマノイド「啓元Q1」を発表した。同時に「上緯啓元」ブランドを立ち上げ、パーソナルロボット市場に参入すると明らかにした。
啓元Q1の立位時の高さは約80センチメートル(cm)。収納モードではおよそ50cmとなり、折り畳めば30〜35リットル程度のバックパックに収納できる。小型化により持ち運びやすさを高めるとともに、開発・検証段階における試行錯誤のコスト低減や耐久性向上も実現した。研究現場での転倒試験や過酷な動作検証にも、より“思い切った”テストができる設計となっている。

最大の技術的改善点は、関節の小型化にある。開発チームは、人型ロボットで一般的に用いられるQDD(準ダイレクトドライブ)関節を「卵よりも小さい」サイズまで縮小しつつ、フルサイズ機に匹敵する力制御と動的応答の性能を可能な限り維持した。これにより、より精密な全身の力制御と動作表現が実現された。
用途としては、研究者や開発者向けのアルゴリズム検証、動作学習、シミュレーションから実機への高速反復開発を想定するほか、コンテンツ制作者や家庭ユーザーへの展開も視野に入れる。SDKやHDKなどの開発キットを開放し、3Dプリンターによる外装カスタマイズや動作ライブラリーの活用を可能にすることで、開発者コミュニティと共に進化する形を目指す。

公開されたデモ映像では、同社の独自人工知能(AI)プラットフォーム「智元霊心」を搭載したQ1が、人間と自然に対話する様子が映し出された。一般知識への回答はもちろん、ダンスのインストラクターを務めたり、英語学習のパートナーになったりと、コンテンツ制作や家庭用ロボットとしての未来を提示している。
(36Kr Japan編集部)
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