吉利傘下「空飛ぶクルマ」、約220億円の大型調達 受注1000機超に

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中国自動車大手の浙江吉利控股集団(吉利グループ)傘下で、電動垂直離着陸機(eVTOL; 空飛ぶクルマ)を開発する「沃飛長空(Aerofugia)」はこのほど、中信建投証券(CSC Financial)、聯新資本(New Alliance Capital)、祥峰投資(Vertex Ventures)などから約10億元(約220億円)の資金調達を実施した。2026年における「低空経済」分野の単独調達としては最大規模となる。

調達した資金は、自社開発の乗用eVTOL量産機「AE200」シリーズの型式証明(耐空証明)取得に向けた最終フェーズの推進、およびグローバル本社と生産拠点の整備に充てられる。

“貨物より人員輸送に価値” 吉利系「空飛ぶクルマ」、スマートコックピット初導入

沃飛長空は2016年4月に設立。eVTOLの研究開発、生産、運航、保守に関わる技術の改良を続け、環境配慮型の低空移動ソリューションに注力する。

主力機種であるAE200シリーズは既にラインオフし、第1段階の検証飛行を完了している。同機は5〜6人乗りで、巡航速度は時速約248キロメートル(km)、最大航続距離は200kmに達する。運航開始後は、都市上空約300メートル(m)を飛行する見通しだ。すでに1000機超を受注しており、中国国内市場に加え、ASEAN諸国や中東湾岸諸国を重点市場と位置づけている。

空飛ぶクルマ、自動車の量産技術で低コスト化 広汽傘下eVTOL新興の勝算

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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