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英調査会社オムディア(Omdia)によると、2025年の世界ウェアラブルデバイス(スマートウォッチやスマートバンドなど)の出荷台数は、前年より6%増え初めて2億台を超えた。企業別では中国スマートフォン・IoT家電大手の小米集団(シャオミ)がシェア18%で、5年ぶりに首位を奪還した。2位は米アップルで17%、3位は中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)で16%だった。

シャオミの成長の主な要因はマスマーケットと海外展開の拡大だ。同社のスマートバンドは長い稼働時間、近距離無線通信(NFC)、手頃な価格で優位性を保ち、2025年の出荷数は前年比12%増となった。100元(約2300円)クラスの市場ではシェア30%を超えている。さらに、自社開発の低消費電力チップと基本ソフト「小米澎湃OS(Xiaomi HyperOS)」により、スマートウォッチの使い勝手を向上させ、スマートフォン・スマート家電・自動車との連動を強化して「人・車・家」のエコシステムを構築した。
一方、アップルは高価格帯戦略と健康機能、iOSエコシステムとの密接な連携により競争優位を維持しており、シェア17%ながら世界の利益の40%以上を占めている。ファーウェイは中国市場では首位を維持している。
ウェアラブルデバイス市場の競争は、単なるハードウエアのスペック競争からエコシステムで勝敗が決まる段階へと移行している。オムディアによると、デバイス搭載の人工知能(AI)や健康管理などの需要が今後、市場成長の重要な原動力になっていくという。
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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