中国産テスラ「モデル3」価格引き下げ 毎日1000台以上の予約が殺到

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1月3日、テスラは中国国内生産の電気自動車(EV)「モデル3」の基本価格を35万5800元(約560万円)から32万3800元(約510万円)に引き下げると正式に発表した。中国の新エネルギー車の税免除政策による優遇及び補助金を合わせると、Model3の入手価格は30万元(約470万円)を下回る。

テスラの販売店スタッフによると、価格調整を発表した当日、テスラの公式ウェブサイトは3回もダウンしてしまったという。また、来店客も前と比べ大幅に増えたそうだ。現在、モデル3に関しては毎日1000件以上の予約が入っており、供給が追いつかない状況だという。

上海市臨港産業区にあるテスラの新工場「ギガファクトリー」は、2019年1月起工以降、わずか10カ月で生産要件を満たすに至った。そのうち、第一期工場の年間生産能力は25万台で、年間生産目標は50万台。現在、生産スピードは週3000台以上に達している。

現在、国産のモデル3に使われる部品の30%は中国生産のもので、2020年半ばまでに70%の部品を中国生産に切り替える予定である。また2020年末までに100%の現地化が実現できるという。これは、国産モデル3の価格を下げる余地がまだあることを意味する。

1月7日の午後、テスラCEOのイーロン・マスク氏は、モデル3の購入者への引き渡し現場を訪れた。そこで、モデル3を購入したオーナーに、マスク氏自らが鍵を渡した。

テスラの、中国における野心はここで留まるものではない。もうひとつの「売れる」新車種「モデルY」も、正式に生産を開始したとマスク氏は述べた。

作者:「未来汽車日報」(Wechat ID:auto-time),秦章勇

原文URL: https://auto-time.36kr.com/p/527191123804166

(翻訳・Ai)

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