中国モバイル決済サービス「WeChat Pay」、韓国など5カ国に導入
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中国のクロスボーダー決済サービスの相互接続に新たな動きがあった。モバイル決済サービス「微信支付(WeChat Pay、ウィーチャットペイ)」はこのほど、韓国、スリランカ、タイ、マレーシア、シンガポールの5カ国のQRコード決済サービスと連携したと明らかにした。これら5カ国ではウィーチャットペイのQRコードではなく、現地の決済用QRコードをウィーチャットペイでスキャンして支払いを行うことができる。
ウィーチャットペイの担当者によると、これは個別加盟店との単発的な協力ではなく、ウィーチャットペイと該当国の決済インフラの法規制に準拠した全面的な相互接続となっている。これまでのように海外で複数の決済アプリを使い分ける、または事前に外貨に両替するといった煩雑な手間をかける必要がなくなり、中国からの旅行者はスマホを持ってウィーチャットを起動するだけで、該当国の実店舗でさまざまなシーンの消費を気軽に実現することができ、余計な操作を覚える必要もないという。
ウィーチャットペイや「支付宝(アリペイ)」などのモバイル決済サービスは、クロスボーダー決済の範囲と機能を絶えず拡大している。現在、ウィーチャットペイのクロスボーダー決済は世界78カ国・地域に導入され、36種類の通貨に対応している。中国の金融関連会社、螞蟻集団(アントグループ)傘下の海外事業部門である螞蟻国際が提供する統合ウォレットゲートウェイ「Alipay+(アリペイプラス)」は世界の40以上のデジタルウォレットをつなぎ、25年には10数カ国のQRコード決済ネットワークと連携し、世界100以上の市場で1億5000万以上の店舗と18億のユーザーアカウントをカバーしている。【新華社北京】