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シャオミがインド向けに立ち上げたスマートフォン(スマホ)のサブブランド「POCO」が、新機種「POCO M2 Pro」をリリースする。同機種は高コスパなミッドレンジモデルで、CPUにクアルコムの「Snapdragon 720G」を搭載。ディスプレイは6.67インチで1080pのフルHD液晶。バッテリー容量は5000mAhで、33Wの急速充電に対応している。価格は、メモリ4GB+ストレージ64GBモデルのタイプが1万3999ルピー(約2万円)で、7月14日に同国のEC「Flipkart」で販売を開始する。
2018年8月、シャオミは海外市場向けのサブブランドとしてPOCOを立ち上げ、ハイエンド路線を模索してきた。POCOが第1弾としてリリースした機種「POCO F1」は「Snapdragon 845」を搭載し、販売価格は2万999ルピー(約3万円)と、競合であるOPPOのインド向けサブブランド「一加(OnePlus)」に対抗したものだった。
インド市場でシャオミはすでに3割のシェアを有しているものの、その成長率は既に2桁から1桁へと鈍化している。現在中印間では国境を巡り摩擦が生じているが、POCOは完全にインド現地化されたサブブランドとして、インド市場に合わせたさらなる展開も可能である。シャオミはほかにスマホサブブランドとして「Redmi」シリーズも扱っているが、POCOと位置付けが似通っているため、将来的にPOCOはインド版Redmiとして展開することになるかもしれない。
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