シャオミ、インド向け最新スマホ「POCO M2 Pro」を約2万円から販売開始

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新興国短信

シャオミ、インド向け最新スマホ「POCO M2 Pro」を約2万円から販売開始

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

シャオミがインド向けに立ち上げたスマートフォン(スマホ)のサブブランド「POCO」が、新機種「POCO M2 Pro」をリリースする。同機種は高コスパなミッドレンジモデルで、CPUにクアルコムの「Snapdragon 720G」を搭載。ディスプレイは6.67インチで1080pのフルHD液晶。バッテリー容量は5000mAhで、33Wの急速充電に対応している。価格は、メモリ4GB+ストレージ64GBモデルのタイプが1万3999ルピー(約2万円)で、7月14日に同国のEC「Flipkart」で販売を開始する。

2018年8月、シャオミは海外市場向けのサブブランドとしてPOCOを立ち上げ、ハイエンド路線を模索してきた。POCOが第1弾としてリリースした機種「POCO F1」は「Snapdragon 845」を搭載し、販売価格は2万999ルピー(約3万円)と、競合であるOPPOのインド向けサブブランド「一加(OnePlus)」に対抗したものだった。

インド市場でシャオミはすでに3割のシェアを有しているものの、その成長率は既に2桁から1桁へと鈍化している。現在中印間では国境を巡り摩擦が生じているが、POCOは完全にインド現地化されたサブブランドとして、インド市場に合わせたさらなる展開も可能である。シャオミはほかにスマホサブブランドとして「Redmi」シリーズも扱っているが、POCOと位置付けが似通っているため、将来的にPOCOはインド版Redmiとして展開することになるかもしれない。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録