中国発ストリートファッション「TAKA Original」が数億円を調達 欧米・日本を中心に展開中

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海外市場を中心に展開するストリートファッションブランドの「TAKA Original」が、エンジェルラウンドで数千万元(約数億円)の資金調達を行ったことがわかった。出資者は「暴龍資本(T-REX Capital)」で、資金調達コンサルタントは海外のB2Cビジネスプラットフォーム「Shoplazza」である。TAKA Originalの創業者兼CEOの張璐氏によると、調達した資金は商品カテゴリーの拡充に使われるという。

近年、ストリートファッションブランドは欧米を中心に人気が高まっている。主なターゲット層である若年層の影響力の拡大、インフルエンサーやSNSを利用した新たな宣伝手法の確立などにより、ストリートファッションがメジャーなものになりつつある。そのような背景にあって、中国のストリートファッションブランドは、越境ECを利用して海外展開を行っている。TAKA Originalは2018年に海外に進出し、現在欧州、アメリカ大陸、アジアなどの国で自社運営のECを展開している。

ストリートファッションブランドは、ブランドの持つカルチャーを認知してもらうことが重要である。TAKA Originalは「Create the fun」をスローガンに、SNSで「Z世代(1995年〜2005年生まれの世代)」を対象にして、ユーザーの年齢層が若いInstagramを中心に宣伝を行ってきた。この戦略により、欧州、米国、日本で顧客を獲得することができ、TAKA OriginalのInstagramアカウントのフォロワーは12.3万人以上に上る。

張CEOによると、欧米の有名ストリートファッションブランドと比べ、創業してから間もないTAKA Originalの若さは、逆に強みになるという。自分自身を表現する意欲の強いZ世代は、既存のブランドよりも新しく登場したブランドに共感する傾向があるためだ。価格については、先進国を中心に展開しているため、若者でもある程度の購買力があると判断し、70ドル〜200ドル(約7000円〜2万円)に設定されている。

また、単一の商品を大量に生産することで価格を抑えるファストファッションと比較すると、TAKA Originalはターゲット層が個性を表現できるように、あえて生産量を抑えている。

現在、TAKA Originalが自社で手掛けているのは、ブランディング、購入者分析、商品デザインである。生産は外部の工場に委託している。販売は自社運営のECと、バイヤーへの販売というルートからなり、ECが売上高の大半を占める。ストリートファッションを好む消費者は一つの決まったブランドのファンになりやすく、TAKA Originalの商品のリピート率は20%〜30%前後である。

TAKA Originalは今後、資金調達によって商品カテゴリーを拡充し、さらに欧米、日本市場での影響力拡大を目指したいとしている。

暴龍資本の創業者兼マナージングパートナーの李峰氏は、TAKA Originalのこれまでの業績を高く評価している。さらに、長期的に見て、中国の製造業やオリジナルブランドの海外展開が増え続け、国内の購買力も上がり続けるため、TAKA Originalの未来は明るいと展望した。(翻訳:小六)

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