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世界的なクラウド通信サービスプロバイダーの「即構科技(ZEGO)」が、シリーズCで5000万ドル(約52億円)を調達した。リード・インベスターはテンセント(騰訊)、既存株主らも追加投資を行った。
即構科技は2015年末に設立された。創業者兼CEOの林友堯氏以下4名の共同創業者は皆テンセント出身。従来のコーディング中心のPaaSに加え、ローコード、ノーコードでも開発可能なPaaSにより、インタラクティブライブ動画配信、オンライン教室、遠隔医療、会議、ゲーム、金融、スマートデバイス、官民連携など、法人向けにリアルタイムのオーディオ・ビデオのインタラクティブ機能を提供している。
創業から5年にわたり、即構科技の解約率は大口顧客でほぼゼロであり、すべてを合わせても年間3%未満、リピーター率は97%という。トップユーザーの70%以上が同社のリアルタイムオーディオ・ビデオサービスを利用する。即構科技は2018年に黒字転換し、2019年も着実な成長を続け、事業規模と利潤を拡大、2020年の売上高成長率は100%近くと見込まれ、3年連続黒字達成が有望視されている。
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