発展傾向の医療用外骨格ロボットの開発

慢性病、交通事故、労働災害などの原因で、一時的な機能障碍者となった人々の数には巨大なものがある。中国でも慢性病患者は2億人以上になり、その内リハビリテーションを必要とする者は1,000万人を超える。また、交通事故、労働災害で障害を受けた身体障碍者の毎年の増加数は100万人以上になる。

だが、激増するリハビリテーションの必要性は、完全には満足な解決がなされていない。目下、医療機関のリハビリテーションのリソースが覆いきれる面積は狭い。しかも高価格であり、このためリハビリテーションを必要とする患者の80%はリハビリテーションによる治療を受けられずにいる。これこそ、リハビリテーションロボットの発展のためにもたらされた機会といえる。

近年、中国のリハビリテーション機器業発展の平均速度は25%から30%であり、老後と医療のマーケットで重要な作用を発揮している。

目下、中国のリハビリテーション機器は単一機能タイプが主流だ。医療用外骨格ロボットのほとんどは小型動力系統を採用し、安全で信頼性のある制御を運用することで外骨格ロボットの安定した歩みを実現し、リハビリテーションの効果を最大化している。この領域に目を向けると、国外の企業にはイスラエルのRewalk、米国のEKSO、日本のCyberdyne、ニュージーランドのRex Bionicsなどが見られ、国内のベンチャー企業としては主に尖叫科技、大艾機器人などがある。

これまでのリハビリテーション用外骨格ロボットはそのほとんどが硬質のもので、比較的大きな支持力を提供できるものの、人体の活動の自由度には制限がある。しかも、それ自体の重量も重くてコストも高い。しかし、フレキシブルなリハビリテーション外骨格ロボットの開発は発展傾向にある。以前36Krが行ったフレキシブルリハビリテーション外骨格ロボットの開発企業の現地報告によれば、フレキシブルリハビリテーション外骨格ロボット開発の困難は主に動力の伝達にあり、いかにして安全かつ正確にパワーを出力できるかという点にある。これは人工知能の計算方式のパターン認識に関連してくる。すなわち、装着したセンサーのデータを介し歩行の周期に合わせたパワーアシストを認識するだけでなく、なおかつ各種歩行モードに適応させるという点である。

フレキシブルリハビリテーションロボットの価格はさらに低くなり、将来はさらに大きくマーケットに浸透するだろう。しかも企業全体のコスト構造も低下する見込みだ。リハビリテーション外骨格ロボット開発の先駆けであるRewalkも、中国で会社設立を計画しており、同様に中国の脳卒中患者回復用のフレキシブル外骨格にも大きな関心が寄せられている。

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