ファーウェイ、サブブランド「Honor」を完全売却 米国規制回避を背景に

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ファーウェイ、サブブランド「Honor」を完全売却 米国規制回避を背景に

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11月17日、深圳市智信新信息技術と華為投資ホールディングスは、ファーウェイのサブブランド「Honor(栄耀)」事業の売買契約を締結した。 売却後、ファーウェイは新Honorの株式を一切保有しないことになる。

売却額は非公表だが、Honor事業の売却価格は約1000億元(約1兆6000億円)になる見込み。36Krが先日、関係筋の情報を引用して報じた。同事業の売却は、米国の制裁を回避する手段だとみられる。

ファーウェイの低価格スマホブランドとして2013年に誕生したHonorは、今年4月にファーウェイの完全子会社として分社化されていた。

米国のチップ輸出規制により、ファーウェイの携帯電話市場は徐々に縮小している。Canalysが発表したデータによると、同社の2020年第3四半期における世界スマホ出荷台数は5170万台で、前年同期比23%減となっている。

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