中国産AIチップの代替が加速、地平線と半導体設計のオムニビジョンが戦略提携へ

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中国産AIチップの代替が加速、地平線と半導体設計のオムニビジョンが戦略提携へ

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11月30日、エッジAIチップを手掛けている「地平線機器人(Horizon Robotics)」とCMOSイメージセンサー大手のオムニビジョン・グループ(OmniVision Group)が北京で戦略的パートナーシップ協定を締結した。

2015年に設立された地平線機器人は、量産車向けAIチップに関するソリューションを提供している。一方、2015年に中国企業により買収された米オムニビジョンは、世界有数の半導体設計会社で、イメージセンサー、タッチディスプレイ、電源管理、インターフェース管理などのソリューションを提供している。

今回の連携を通して、両社はスマートコックピット、スマートドライビング領域などで協業していく。

現在、中国国産の自動車用チップは基本的に輸入に依存している。電気自動車(EV)業界発展の課題を研究する「中国電気自動車百人会(China100evforum)」の調査では、中国製の自動車用チップが5%にも満たないことが明らかになっている。 これは、今後中国国産の車載チップにはまだ巨大な市場が潜んでいることを意味する。

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