“愛奇芸”が20億で《花千骨》を作ったゲーム会社を買収、ゲーム業界全体の収益を狙う

愛奇芸(iQiyi)は自社のゲーム収益化を強化している。

7月17日、愛奇芸は天象互動会社(Skymoons Inc.)と成都天象互動数字娯楽有限会社の両方を含む二社を買収し100%子会社化した事を発表した。

愛奇芸は投資者に今回の取引での愛奇芸の支払金額は12.7億人民元、他に想定しうる支払が7.3億元あると発表した。6月30日を現金価値の基準とし、もし天象互動が向こう二年間以内に業績目標に達成すれば、6月30日を基準とした現金価値を回収できる。具体的な業績目標は未公開だ。

天象互動の公式ホームページによると、この企業は成都を拠点とした自社研究開発、発行代理、インキュベート投資を統一化したゲームデベロッパーで「醉玲瓏」「三国威力加強版」「花千骨」「熱血精霊王」「賽尔号」等のカードゲーム、APRG等多くのゲームをリリースしている。

資本面ではアルミ材加工販売企業の寧波富邦も37.5億元で天象互動を100%子会社化し方向転換を計画していたが、最終的に取引は打ち切られた。

愛奇芸と天象互動双方は、比較的良い業務提携が行われている。愛奇芸はディズニーの様なオンラインでの多次元ビジネスモデル構築を考えており、商標権から派生するゲームのリリースを重視している。天象互動は「花千骨」リリースで大成功をおさめ、更に毎月2億元近くの売上を産み出す「映画+ゲームの連動」のモデルを作った。

同時に、「花千骨」後期の成功も愛奇芸と天象互動の深い結び付きの賜物だ。前者はシナリオ、人物設定設計、アイテム、シーンなどをゲーム開発の天象互動に向けて開放し、そしてリリースを担当した。愛奇芸は「老九門」や「楚橋伝」等の映画と商標登録同名のゲームリリースにも加わっていた。現在、愛奇芸は天象互動を100%子会社化し、自社のゲーム開発能力を補填する事で、ゲーム産業で派生する利益を見込んでいる。

愛奇芸は現在、すでに商標権を収益化する手法を形作っており、広告が依然として収益のトップだ。しかし絶対的なものではなく、会員からの収益が広告収入に近づきつつある。その他はゲームの一部からの収益で、経営、ギャランティ、出版、流通、ライセンス、EC等の収益が14%を占めている。

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