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韓国聯合ニュースの1月5日付けの報道によると、韓国のヒュンダイ(現代)自動車が中国広州市に国外初の水素燃料電池生産工場を建設するという。
水素燃料電池システムは政府の支援を受けて開発された国家コア技術であり、技術を輸出するためには関連法令に基づいて産業技術保護委員会の承認を受けなければならない。韓国の政府関係者によると、ヒュンダイ自動車の広州工場は水素燃料電池の最終工程を担い、コア技術が漏洩する可能性は低く、また中国での工場建設は中国の水素自動車市場を先取するのに有利となるので承認したとのこと。
聯合ニュースは「ヒュンダイ自動車は、同工場の合弁会社設立のために現在ある中国企業と交渉を進めており、早ければ1月中に同工場に関する情報を発表するだろう」という消息筋の話を引用している。
またヒュンダイ自動車は2020年12月31日、水素燃料電池の新しいブランドを披露した。「HTWO(エイチツー)」という名称で、2030年までに世界で70万個の水素燃料電池を販売することを目指す。同社は、将来的に米国や中国など海外へも水素燃料電池システムの販売を拡大する計画だとしている。
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