「go好玩」Pre-Aラウンドで資金調達、レジャー分野でコミュニティー・プラットフォームづくりを目指す

娯楽にはどのようなものがあるだろう?食事、テーブルゲーム、カラオケ、旅行、映画鑑賞などなど・・・美団(Meituan)のようなライフサービス企業がこういった行楽を統合しているが、いろんなことをしたい、もっと打ち込みたい、というのであれば、現在
のもっと特化したコンテンツの波に乗るのがいいかもしれない。

36Krがこのほど接触した、娯楽特化型コミュニティー・プラットフォーム「go好玩」が目指すのは、人々の、仕事ではない、レジャーに対する要求に応え、さらにレジャーの分野に特化していることだ。go好玩はこのほど、Pre-Aラウンドの資金調達を終えた。投資者は広州の極米傳媒集団(ジミー・マスメディア・グループ)だ。その前には2017年に500万元のエンジェルラウンド融資を受けている。

「go好玩」は2015年末に創業、深圳(シンセン)に本社を置く。2016年から2017年にかけて、多数の実地訪問、調査研究を行い、また創業チームが持ってきたトレンドのレジャーリソースと合わせて、人脈と一定のファンのベースを築いた。今年の4月には「go好玩」をネット上に、またミニプログラム・プラットフォームも立ち上げた。

国家統計年鑑によると、2016年、15~34歳の人口は3.3億人にのぼる。創業者でCEOの洪燕玲氏は36Krに対し、この層のレジャーに対する需要は大きい、と語った。しかし経済の急激な変化により、親の世代の「遊び」という活動においては、その子供たちに対して良きアドバイスをしたり、連れて行ったりすることができない。ごく最近、中国全体的にレジャー文化が芽吹き出したからだ。

そこでgo好玩は、レジャー分野での良質なコンテンツの発信者を集め、情報と活動の発信を通してレジャー・ソーシャル・プラットフォームでのビジネスをけん引し、ユーザーのどこへ行くか、何をするか、どう遊ぶか、誰と遊ぶかといった悩みに応えようとしている。


go好玩ユーザーインターフェース

go好玩プラットフォームではトレンド、ストリートカルチャー、エクストリームスポーツの分野における人気者や大物に関する情報を集め、そして人脈やビジネス契約を通してその人気者たちをプラットフォームに引き入れることができる。その人たちは「goの人気者」と呼ばれ、自身の日常でのレジャーシーンを公開する。方法はショート動画や写真がメインとなる。

洪燕玲氏によれば、go好玩の選ぶ人気者は一般的に、ある程度スキルの必要な分野、例えばダイビングや格闘技、ラップなどに秀でていて、そこがgo好玩とその他トレンドレジャーコミュニティーとの違いである、とのことだ。

今後、go好玩はこれらコンテンツをもとに、一般ユーザーや、goの人気者とユーザーとの間で、シーンに応じた相互コミュニケーションを行う。例えばダイビングでのgoの人気者は自身のダイビングシーンをgo好玩上にショート動画で公開し、go好玩はアルゴリズムにより、シーンに合う、例えば潜水用品のショップや、日程の近いダイビングイベントなどをマッチングする。goの人気者へのアクセスはそのままショップやイベント主催者に流れ、この転換によりgo好玩とgoの人気者は収入を得ることができる。

このほかgo好玩は、選ばれたgoの人気者に権限を与え、goの人気者の希望によりその得意分野のセミナーを開催し、ファン達にレクチャーができるようにする。go好玩プラットフォームのレコメンド・アルゴリズムは、似たような活動を行おうとしている人たちを引き合わせることができる。

go好玩は、転換による収入以外にも広告配信や、スポンサーとなるショップから収入を得る。洪燕玲氏によれば、go好玩はさらに、goの人気者とショップとの交流を支援し、ショップによる使用体験ビデオの撮影を支援することで、その商品を宣伝する。また今ラウンドの融資後、出資者である広州ジミー・マスメディア・グループと映像化方面で協力関係を結び、goの人気者に対しても、事業運営やIP創造など、より一層の価値発掘ができるようにする、とのことだ。

現在のところ、go好玩の主要ターゲットは広東、香港、マカオベイエリアのマーケットだが、すでに5千を超えるショップと接触し、約20万のユーザーを擁している。開催したイベントは大小合わせて300回近くあり、イベントにおけるネット露出量は2千万に達する。プラットフォーム上には600人強のgoの人気者がおり、そのうち数十人は超人気者だ。彼らの中には、世間を騒がせた「The Rap of China中国有嘻哈」、「中国新声音」などのバラエティー番組に出演した人もいる。go好玩によると社内には、超人気者たちが専有のIPとショート動画を作製をするために彼らと交渉を行う専門チームがある、とのことだ。

今ラウンドの融資について洪燕玲氏によると、広州ジミー・マスメディア・グループからは資金協力のほか、商産業チェーンの統合、チャネルサービス、市場リソースなど、多くの面で協力を得ている、とのことだ。同社の次の重点目標はプラットフォームの技術改善、および人を中心としたオリジナルコンテンツの作成に注力することだ。

現在のところ、国内レジャー分野におけるベンチャー企業は少ないものの、似たような活動を行っているコミュニティーが存在する。1つは話題の遊びやスポーツに特化した動画コミュニティー「iDarex敢玩」。そこでは動画のスナップショットをタグとして動画の内容を解析したり話題の相互作用を行っている。また主力のコンテンツは専門化している。2つ目は、スポーツシーン向けカメラGoProのためのコミュニティー「GoProCN」で、すでに中国最大GoProコミュニティーに成長している。3つ目は広東、香港、マカオ地区のレジャークラブ「SPECIAL-D」と、青年自主趣味活動プラットフォーム「Someet」で、もっぱらオフラインでの活動を行っている。

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