ネットイース20年4Q決算、オンライン学習事業好調も純利益は市場の期待に及ばず

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ポータルサイト、オンライン学習サービス及び人気ゲーム『荒野行動』などを運営する中国総合ネット大手の「網易(ネットイース)」が2020年第4四半期および通期の決算を発表した。

第4四半期、同社の売上高は前年同期比25.6%増の198億元(約3150億円)で、市場予想の196億7300万元(約3230億円)を上回った。しかし調整後純利益は市場予測の17億元(約279億円)を下回り、15億9800万元(約262億円)と前年同期から56%以上減少した。

通期の売上高は前年の592億4100万元(約9720億円)に対して、736億6700万元(約1兆2090億円)。調整後純利益は前年の156億6300万元(約2570億円)に対し、147億600万元(約2410億円)だった。

第4四半期の事業別売上高は、オンラインゲームサービスが前年同期比15.5%増の134億元(約2200億円)。オンライン教育の「有道(Youdao)」事業は同169.7%増の11億1000万元(約180億円)。革新的事業およびその他事業は同41.3%増の52億5000万元(約860億円)だった。

有道は、オンライン学習サービスおよび学習関連製品が売り上げの源泉となっている。学習サービスの純収益は7億3000万元(約120億円)で、前年同期比198.8%増。学習製品のうちスマートハードウェアの売上高は同253.8%増の2億4000万元(約39億円)だ。

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